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『殺処分ゼロの理由』

殺処分ゼロ
殺処分ゼロの理由 [ 松田光太郎 ]



私にとっては、飼い主としての肚が決まった本でした。


著者は、熊本市動物愛護推進協議会の会長さん。

殺処分ゼロという不可能を可能にした”熊本方式”と呼ばれる取り組みについて、
ただ目の前に起きたことに一つずつ取り組んでいるだけ」と言い切ります。

動物愛護推進協議会のメンバーは、
獣医師会、動物愛護団体、動物取扱業者、盲導犬使用者の会、行政と、
それぞれが、それぞれに対して、あまりいい印象をもっていない人たちの集まり。

そんな中でも、皆の中の「動物が好きだ」という一致点を信じ、
"時間をかけて話し合う"ことだけをやってきた」、とも。


「立つ位置が違う相手を認めること。
 それができなければ相手を知ろうとすること。
 相手が言うことを認めること、
 それができなければ聞こうと努力すること。」


思わずメモしてしまった文章の数々は、人生全般に通じると思いました。


募金活動のこと、譲渡会のこと、地域猫のことなど、いろいろなエピソードが語られる中で、
私が感じたのは、著者のバランスのよさと、ぶれない強さ。

違いを認め合い、その先にあるものを求める姿勢と
根底に流れる”命”への思い。


今手のひらに乗っている小さな生き物から伝わってくる暖かい体温。この温もりを意識」すること。
このような、優しさがにじみでた文章で、
"正しさ"ではなく、
相手の立場を認めたうえでの"思いに基づいた行動"について記されているせいなのか、
読みながら、抵抗なく、自分にできる行動について考えさせられました。


私の立場は”飼い主”。

”熊本方式”では、飼い主に対して、

1.室内飼いをする
2.避妊・去勢手術をする
3.迷子札をつける

という3つの約束を実践するよう啓発しているそうです。

私が潜在的にもっていた「猫を自由にさせてやりたい」という思いに対して、
ずばり、

「ネコを飼育するということはネコを人間社会に取り込む」ということであるから、
「人間社会で守らねばならないルール」がネコにも要求されてくる。
「ルールを守るということはその分自由を失う」ことであり、
「ネコに要求されるルールは、飼い主が守らなければならない。」

と書かれていました。

すこーんと腑に落ちました。

記事冒頭の”飼い主としての肚が決まった”瞬間です。

ぽんと暮らすことへの責任をしっかりと自覚させていただいた気がしています。
ぽんを人間社会へ取り込んだ責任を果たしていく覚悟、ですね。

なんでしょう?
押しつけられた感はまったくなく、
あなたに任せたよ!って飼い主として認められた感じなんですよね~。不思議。

等身大の私で命と向き合える、そんな感じがしています。



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プロフィール

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Author:tree
主人+猫2匹と暮らしています。

neko:ぽん(♂)
2012年5月10日、
道端で出会いました。
天然系キジトラ。

neko:すぅ(♀)
2012年11月11日、
「いつでも里親募集中」を
通じて我が家にやってきました。
おしゃべりな薄キジ白。


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